聴診器の寿命や替え時はいつ?修理と買い替えの見極め方について

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皆さんは聴診器の替え時について知っていますか?

特に見た目が問題なければ使えるので、なかなか買い替えるタイミングって難しいですよね。

では、どんな時に替えるのがいいのでしょうか。

ここでは、聴診器の寿命や、修理、替え時についてお話していきますね。

聴診器の買い替え時期はいつ?寿命はどう見極める?

聴診器の寿命は明確には決まっていません。

使用頻度や管理方法によっても変わってきます。

普段使用しているときは、聴こえていれば使えるので、きちんと点検することってあまりないですよね。

以下の点について点検を行ってみましょう。

点検項目
・イヤーチップのゴムにヒビが入っていないか
・イヤーチップの中に汚れが溜まっていないか
・チューブにヒビが入っていないか
・チューブが汚れていないか
・バイノーラル(イヤーチップ〜チューブの先まで)が曲がったり、凹んだりしていないか
・耳管のバネが緩くなってきていないか
・リム(聴診部分の枠)やダイアフラム(膜)が破損していないか

当てはまる項目があったでしょうか。

イヤーチップの中に汚れが溜まっている程度であれば、掃除をすればまだ使うことができると思います。

それ以外の場合は、修理や買い替えが必要な場合があります。

ここからは、修理や部品交換、買い替える場合についてお話していきますね。

部分的に修理、交換する場合

聴診器のパーツは以下のように分かれています。

聴診器のパーツは以下のように分かれています

イヤーチップ

イヤーチップは聴診器の耳部分を言います。

リム&ダイアフラム

リムは、聴診器の膜の周囲のリング部分を言います。

ダイアフラムは、聴診器の膜の部分を言います。

チェストピース

チェストピースは、聴診器の先端部分すべてを言います。

バイノーラル

バイノーラルは、聴診器の聴診器の先端部分以外のすべて)を言います。

交換可能なパーツはブランドによって違います

聴診器の代表的なブランドに沿って紹介していきますね。

部分的に交換ができるパーツは聴診器のブランドによって違います。

リットマン

リットマンの場合は、イヤーチップ、リム&ダイアフラム(膜部分)、チェストピース(聴診器の先端部分)、バイノーラル(聴診器の先端部分以外のすべて) など、すべてのパーツの交換が可能です。

  • ソフトシーリング型 イアーチップ 耳管部品 1450円程度
  • リム&ダイアフラム・セット 1200円〜1500円
  • チェストピース(聴診器の先端部分) 8300〜9700円程度
  • バイノーラル (マスタークラシック2, クラシック3用チューブ(イヤーチップ含) 聴診器交換部品)11000円程度

ADC

ADCの場合は、ADシリコンソフトイヤーチップ、ダイヤフラムなどのパーツの交換が可能です。

  • ADシリコンソフトイヤーチップ 1100円程度
  • ダイアフラム 370円〜1800円程度

WelchAllyn(ウェルチアレン)

ウェルチアレンは、イヤーチップ、ダイヤフラム、リム、チューブのみなどのパーツ交換が可能です。

  • ソフトイヤーチップ10mm 1890円程度
  • ダイヤフラム 900円程度
  • エリート聴診器用 チューブのみ 4200円程度
聴診器のイヤーチップや、ダイヤフラム・リムなどであれば、簡単な交換で済むので、部品のみの交換でも十分使えますよ。

ただし、チェストピースや、チューブの交換を行うのであれば、パーツ自体の価格が高価になるので、他の部位も劣化していることがあるため、聴診器自体の交換をオススメします!

聴診器の部品についてはこちらで購入できますよ。

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聴診器自体を購入する場合

聴診器の価格は形や用途によって違います。

安価なものでは、ノンブランドで、2000円程度〜あります。

ADCでは、4000〜5000円程度です。

ケンツメディコでは、4000〜5000円程度です。

リットマンでは、8500〜17000円程度です。

看護師に一番人気なのは、リットマンです。1967年から続くロングセラーで、音の聴きやすさが支持されているようです。

私もリットマンを使用しています。

私の場合
私はつい最近、聴診器を買い替えました。
きっかけは、聴診器のリム部分が長年使っていたことにより破損したことです。リムだけの交換でも可能でしたが、10年以上使用していたことと、気分も変えたくなったので、新調しました。それだけの理由だったのですが、実際購入してみると音の聴きやすさなどが全然違いました。

聴診器はこちらで購入できますよ。


まとめ

ここでは、聴診器の寿命や買い替え時期について説明してきました。

聴診器の交換時期については、明確な決まりはありませんが、性能の低下などを考えると点検してみることをオススメします。

交換か新たな購入どちらにするかの参考にしていただけたらと思います。

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